電解アルカリ洗浄水
切削水への応用

電解アルカリ洗浄水 金属加工切削水へ応用

 

金属加工切削水の抱える問題及び劣化原因
  • 無人運転による有機溶剤・油成分の発火。
  • 切削液が刃物摩擦熱により酸化されpHが時間と共に酸性側に移行する。
  • 作動油・摺動油・潤滑油の混入により刃物より油煙の発生。
  • 切削液の油温上昇・空気接触により腐敗臭発生源となるバクテリア菌類の増殖適温域となり異常繁殖腐敗した悪臭による作業環境の悪化。
  • 切削後の時間経過で加工品に錆が発生
  • 切削油希釈水道水より持ち込まれたシリカによる汚泥スケールの発生

これら問題の解決策として

  * イガデン特許製法で生成された電解アルカリ洗浄水を用いる事で解決・抑制可能。

導入効果
  • pHが強アルカリ域にありバクテリア発生防止・脱脂が容易。
  • 酸化還元域にあることで防錆効果。
  • 水クラスターサイズが小さいと考えられる浸透性が高く冷却性向上効果。
  • 切削加工製品の脱脂洗浄に使用すると乾燥後、シリカ・塩基など白色粉の不純物付着がない。
  • 有機溶剤の使用がなくVOC・切削液汚染浄化負荷が軽く排水処理を簡便化が可能。
  • 切削液腐敗臭がなく水溶性切削液・切削刃物の長寿命化を可能とし大幅な切削液コスト・産廃経費軽減が期待できる。

錆鉄を溶液に付け置き、3日間放置による錆鉄剥離テスト
左 炭酸カリウム添加アルカリ水    右 イガデン電解濃縮アルカリ水
: 錆落ち効果認められず        :錆が剥離しビーカー底に堆積

使用方法
  • 切削油を電解アルカリ水で希釈。連続運転により蒸発した分を追加補水により水量維持。
  • スラッジの発生量に応じ一定期間経過より全量廃棄処分による入れ替え。

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